身長を伸ばすホルモン

成長に関するホルモンには、成長ホルモン・甲状腺ホルモン・性ホルモンの3つがあります。

成長ホルモン

脳の下垂体から血液中に分泌されるホルモンで、ピークは13~17歳くらいだと言われており、歳を重ねるにつれ、分泌量は徐々に減少していきます。

成長ホルモンは、体の成長(骨や身長伸ばす・筋肉の強化)には必要不可欠なものです。
この成長ホルモンは睡眠時に多く分泌されるので、成長ホルモンの分泌には「安定した睡眠」も同時に必要となります。

甲状腺ホルモン

のど仏にある、甲状腺から分泌されるホルモンです。

細胞の新陳代謝を活発にし、子供の発育や成長に重要な役割があります。

成長ホルモン・甲状腺ホルモンは、成長するために必要なホルモンですので、この成長ホルモンの分泌を促すような生活習慣を目指すことで、効果的に成長することができるのです。

性ホルモン

性ホルモンは思春期になると分泌が活発になり、成長ホルモンや骨にも働きかけて成長を促します。

しかし、この性ホルモンは子供の骨を、堅い大人の骨に成熟させていくので、身長の伸びを止める働きも持っているのです。